フッ素入り歯みがき粉とフッ素濃度についてのお話

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虫歯予防が目的で来院された方には【フッ素の有効活用】についてまず説明させて頂いております。虫歯を作らないために食生活や生活習慣の見直しももちろん効果的なのですが、フッ素の力を借りずしての虫歯予防には少々不安があるのが正直なところです。

今年の1月に、フッ化物配合歯磨剤(フッ素入りの歯みがき剤)の推奨される利用方法について若干の改定がありました。今回はその中で歯磨剤の使用年齢と適応のフッ化物濃度について簡単にご案内したいと思います。

 

◇歯が生えてから2歳◇    フッ化物濃度1000ppmF(日本の製品を踏まえ900~1000ppmF)

◇3~5歳          フッ化物濃度1000ppmF(日本の製品を踏まえ900~1000ppmF)

◇6歳~成人         フッ化物濃度1500ppmF(日本の製品を踏まえ1400~1500ppmF)

注目したいポイントとしては、フッ素入りの歯みがき粉について歯が生えてからすぐに使用しても構わないという点です。また、歯みがきの後は歯磨剤を軽く吐き出すもしくはうがいをする場合は少量の水で1回のみとなっています。

詳しい使用方法やおススメについてはご来院時にご説明いたしますのでお気軽にお尋ねください(^^♪

最後に、ご家庭によっては様々な方針やお考えがあるかと思います。フッ素の活用について無理矢理強要するようなことは一切ございません。